hmdの鐵たびブログ ローカル線の旅

のんびりローカル線の鉄道旅を、写真を中心に「見る紀行文」で長期連載しています。

【73】哀愁の国鉄ローカル線を追って・・・樽見鉄道編(16・最終回)大垣駅から名古屋駅、そして、旅の終わりへ。  


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【乗車経路】
大垣1854======1925名古屋
上り5128F列車・特別快速豊橋行
313系・6両編成(モハ313-5010に乗車。)
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大垣駅から名古屋駅に向かおう。
JRホームに到着している特別快速豊橋行きに乗車し、約30分で名古屋駅に到着する。
乗車中に、外は真っ暗になった。

4日間に渡る、この「美濃三鉄の旅」と「伊勢志摩めぐり」も今日で終わりである。
自宅最寄りの新横浜駅まで、新幹線で帰る予定だ。
発車時刻まで、約2時間もあるので、名古屋駅在来線ホームの特急発車風景を眺める事にする。

名古屋発紀勢本線新宮行き、キハ85系気動車の最終の3007D列車「特急南紀7号」が、
ディーゼルエンジンの大きなアイドリング音を響かせながら、発車時刻を待っている。

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(特急南紀7号新宮行き。)

この時間帯は、名古屋発在来線長距離特急の最終列車の発車時間帯になっており、
夕刻の通勤ラッシュ時の中の非日常的な光景を感じる所だ。
中央西線経由長野行き383系電車「特急しなの25号」や、
米原経由北陸本線富山行き683系電車「特急しらさぎ15号」も、次々と発車して行く。

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(特急しなの25号長野行き。)
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(特急しらさぎ15号富山行き。)

特急列車の発車を見届けた後、一度、改札を出よう。
家から土産としてリクエストされた、味噌かつソース2本を調達する。
駅ホームに戻り、小腹が空いてきたので、ご当地きしめんの立ち食いうどん店に入る。
やはり、名古屋では、全て「きしめん」の看板になっており、各ホームにずらりと建ち並んでいる。

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(名代きしめん住よし。ホームに8店舗もある有名店だ。)

食券の券売機を見ると、メニューはかなり多彩で、名古屋コーチンきしめん840円や
チャーシュー入りきしめん530円が、関東人から見ると特徴的に感じる。
なお、かき揚げ入りは500円、かけきしめん340円となっている。

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(食券券売機。駅うどん店ながら、ビールや冷酒、とうふ、おでんや串かつ等のつまみ類もある。)

今回は、「きつねきしめん」(410円)を注文。麺は平たく、独自の食感がある。
ネギと鰹節を沢山乗せるのが、ご当地の決まりだそうで、やや薄口味で出汁が良く効いている。
なお、きしめんの起源は、愛知県刈谷市(三河国芋川)の芋川うどんと言われ、
名称の由来については、幾つかの説があるそうだ。

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(きつねきしめん。)

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【乗車経路】
名古屋2123====(静岡のみ停車)====2251新横浜
上り532A列車・ひかり532号東京行き
300系・16両編成(6号車・車番328-41に乗車。)
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21時になったので、新幹線改札を通り、ホームに入ろう。
乗車する列車は、21時23分発東京行き「ひかり532号」になる。
定刻になると、300系の列車が到着し、6号車の指定席に向かう。
指定席は疎らで、二割位の乗車率になっている。

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(上りひかり532号東京行きに乗車する。)

実は、特急が発車する在来線10・11番線ホームで、夕食の駅弁を購入済みだ。
昨日の伊勢志摩めぐりの帰りに立ち寄った際は、完売であったが、
「今日は色々あるわよ~。」と、売り子の年配女性も昨日と同じ人で、顔を覚えていてくれた。

お目当てはコレ・・・松浦商店「松浦のみそカツ」(900円)である。
熟成した柔らかいロースカツに、コクがある老舗カクキューの八丁赤味噌がたっぷり掛けてあり、
海老カツや味付ゆで卵も付いて、なかなか豪華だ。
ない、松浦商店は、大正11年(1922年)創業の名古屋駅を代表する老舗駅弁屋で、
この他にも、幕の内弁当「なごや」、鶏めし「コーチンわっぱめし」が看板駅弁になっている。
松浦商店公式HP

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(松浦のみそカツ。税込900円。掛け紙はない、ボックスタイプである。)

小振りに見えるが、駅弁は詰まっているので、大人男性でも結構な量がある。
冷めても固くならない様に工夫された大きなロースカツ、濃厚でコクのある八丁赤味噌が美味しい。
また、上蓋裏の「とん平のウンチク」を読みながら食すのも、楽しい所だ。

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(名物の松浦トン平。)
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(盛り付け。車両の揺れが大きいので、ブレはご容赦願いたい。)

駅弁を食べたのと、連続4日間の旅の疲れが出たのか、うつろうつろになって来た。
窓の外は、高速で過ぎ去る町の灯だけが見え、300系新幹線のゴツゴツとした独特な走行感を、
シートから感じる。

乗車時間は、たったの1時間30分、定刻の22時51分に新横浜に到着する。

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(新横浜駅に無事に到着する。)

今回の春の旅、「美濃三鉄めぐりの旅」は、これにて終了になる。
心地良い疲れを感じながら、在来線に乗り換えて、家路に着くとしよう。

(終/美濃三鉄の旅・完)

◆美濃三鉄の旅◆

2010年5月3日(月/祝日)明知鉄道
2010年5月4日(火/祝日)長良川鉄道
2010年5月5日(水/祝日)伊勢志摩めぐり(JR参宮線&近鉄志摩線)
2010年5月6日(木)樽見鉄道

これにて、明知鉄道・長良川鉄道・伊勢志摩めぐり・樽見鉄道の「美濃三鉄の旅」は、
完結になります。ありがとうございました。



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【訪問日】2010年(2010年)5月6日
【カメラ】PENTAX Optio S10(樽見線編は、全画像を再処理入れ替え済み。)

2015年12月2日再編集
2015年12月24日加筆
2016年7月2日再編集(文体変更・文章追加・画像整理)
2017年1月9日再編集(全画像再処理入れ替え・樽見鉄道編の全面修正)

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category: 樽見鉄道 全16話

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