hmdの鐵たびブログ ローカル線の旅

のんびりローカル線の鉄道旅を、写真を中心に「見る紀行文」で長期連載しています。

【154】遠州湖北と国鉄遺産を訪ねて、再訪。・・・天竜浜名湖鉄道(57)奥浜名湖観光 その2 猪鼻湖神社  




鳥居の後ろは、巨岩が迫り出しており、岩を掘り抜いた階段をよじ登る様に越えると・・・

IMGP0281_20160729120857cda.jpg

浜名湖と猪鼻湖を結ぶ水道に突き出す巨岩にある、猪鼻湖神社【神社マーカー】がある。
手前には、見事な太鼓橋「神橋(しんはし)」(昭和47年架橋)が架かっているが、
干潮時の為か、下には水が無い。

IMGP0287.jpg
(猪鼻湖神社。)

境内の観光案内板の伝説によると・・・
創祀は皇紀742年以前の第十二代天皇・景行天皇(けいこうてんのう※)の御代、
弥生時代中期の西暦82年以前と言う古社との事。
天下泰平、家内安全、海上安全、大漁豊漁、五穀豊穣、縁結びの神社として、
地元の信仰を集めている。
御祭神は、武甕槌命(タケミカヅチ)と言う男神で、本来は雷神・武神・軍神であり、
奈良の春日大社と同じ御祭神になっている。

実際、場所が場所の為、風水害で破壊された事が何回もあるそうで、
はっきりとした創祀年や本殿の建て替えの記録は、殆ど判らないそうだ。
また、橋が架けられる以前は、対岸の尾奈の人達は、小舟に乗って参詣したと言われている。

IMGP0310_20111215053159.jpg
(赤太鼓橋の神橋。)

松の近くの中座に、小さな本殿が鎮座しており、賽銭を入れて参拝しよう。
また、後ろに鳥居と灯籠があるが、足場が悪く危険な為、撮影は諦める。
この神社の祭事には、船の上で神楽が演奏されるそうで、
猪鼻湖の名前の由来となっている猪の鼻に似ている岩が、鳥居側にある。

IMGP0300_20111213131949_20160729120858c4f.jpg
(猪鼻湖神社本殿。)

神社の境内は、緑緑しい松が多く植えられていて、なかなか良い雰囲気だ。
また、年配の男性がひとり、のんびりと釣りをしている・・・
抜群の景色の中での釣りは、最高の気分だろう。

IMGP0312_2016073017301051f.jpg

境内の北側は岩場になっており、足元には、こんなに小さな浜も・・・
白い貝殻片と茶松葉、ミニチュアの様だ。

IMGP0315_20160730173012698.jpg

岩場の松の間から見える猪鼻湖が見事だ。対岸は、三ヶ日方面になる。

IMGP0318_201607301730136a3.jpg
(松の枝間から、三ヶ日の町並みを望む。直線で約3.5kmある。)

駐車場まで戻る事にしよう。
渚の参道には、立派な鉄製の吊り看板が・・・地元小学生の環境美化の俳句になっており、
ペンキは新しいので、頻繁に書き換えられる感じだ。手書きなので、妙に味がある。

IMGP0323.jpg
IMGP0320_20111215084246.jpg

橋の周辺には、数人の釣り人が糸を垂らしている。
竿に付きっきりではなく、みかんを後ろで食べながらなので、実にのんびりな釣りの様子だ。
挨拶をして、何を釣っているのか尋ねた所、ハゼのルアー釣りとの事。

IMGP0329_20160729120900035.jpg

湖面を見ると・・・風紋が複雑に絡み合い、陽の光に反射して、とても綺麗である。
一日、何も考えずにゆっくり過ごすのも、良いかもしれない。

IMGP0336_20111215081733_20160729120901ce1.jpg

駐車場に戻って来る。
地元八百屋のみかん直売所【黄色マーカー】があるので、立ち寄って見よう。
出荷シーズンの為か、忙しそうに通信販売の発送作業をしている。

八百屋の旦那の話では、今年は、やや不作だったそうでだが、味は例年通りに美味しいとの事。
5kg1,500円から4,000円と、価格はピンきりであるが、
価格の差は見た目の差だそうで、味は殆ど変わらないそうだ、
自家用ならば、1,500円の品で十分と勧められ、これをお土産に購入する。
 
IMGP0338_20160729121006d1b.jpg
(三ヶ日みかん直売所。)

次は、東都筑駅近くの東名高速道路三ヶ日インターに向かおう。
駐車場から右折すると、猪鼻湖東岸の浜名湖レイクサイドウェイに入る。
近年、無料開放された元・有料道路で、軽いワインディングと大きな松並木が続く区間があり、
湖畔ドライブが楽しめる。
また、サイクリングロードも整備されており、とても気持ちよさそうだ。

IMGP0342_20160730173015a32.jpg
(猪鼻湖と浜名湖レイクサイドウェイ。)





にほんブログ村鉄道ブログ鉄道旅行へ

(※)古事記・日本書紀の記述による。在位期間は西暦71年から130年。

2016年1月12日再編集
2016年7月29日再編集(記事分割・文体変更・文章追加・画像整理)

© hmd All Rights Reserved.
記事や画像の転載、複製、商用利用等は固くお断り致します。

category: 天竜浜名湖鉄道再訪編 13話

thread: 鉄道旅行 - janre: 旅行

tb: --   cm: --