hmdの鐵たびブログ ローカル線の旅

のんびりローカル線の鉄道旅を、写真を中心に「見る紀行文」で長期連載しています。

【161】信州松代、あるローカル線の最後の秋に訪ねて・・・長野電鉄屋代線(6)綿内駅 前編  


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【停車駅】◇→列車交換可能駅
若穂0838========0840綿内◇
上り408列車・須坂行き(←3522+3532/長野電鉄3500系2両編成)
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上り408列車8時38分発・須坂行きに乗車して、隣駅の綿内駅駅(わたうち-)駅に行こう。
乗客は10人程、須坂方の山裾を左に迂回して、線路が真っ直ぐになると、
所要時間2分で直ぐに到着する。



駅舎のある1番線ホームに到着すると、自分だけが下車をして、2-3人が乗車し、
電車は直ぐに発車して行く。なお、若穂駅からの駅間距離は1.7kmになる。

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この綿内駅は、旧街道の谷街道沿いの長野市若穂綿内字高野にある、河東線開業当時からの古い駅だ。
大正11年(1922年)6月開業、起点の屋代駅から10駅目、18.9km地点、所要時間約28分、
所在地は長野市若穂綿内、標高339mの終日無人駅である。
なお、須坂駅から三駅目になり、須坂の経済圏にあると言える。
国土地理院国土電子web(綿内駅)

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綿内は、谷街道の旧宿場町ではないが、今は、信濃川田よりも大きな町で住宅も多い。
国道沿いに商店や寺院も幾つかあり、駅の東側は、新しい住宅地と小学校がある。
また、この周辺は、江戸時代から明治初期頃まで、綿花栽培が盛んだったそうで、
この地名に由来しているらしい。古くは、綿内村と言ったそうだ。
明治以降は、タバコやレンコン栽培に変わったとの事。

ホームは、北東・南西の向きに配されており、北西側に駅舎がある。
屋代線と並走している国道403号線「谷街道」も、駅舎側に面している。
また、木造駅舎が残り、二面三線の相対式ホームがあるので、列車交換も可能である。
構内には、保線詰所や電留線跡もあり、結構広い。

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(構内踏切渡り板上から、屋代方を望む。)

屋代・松代方は、1番線が直進方向の片開きポイントで纏まる。
本線の東側には、一本の線路、工務課の保線詰所と資材置き場がある。
駅舎並びには、大きな駐車場もあり、以前、駅前スーパーマーケットがあったそうだ。

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須坂方は、東側に大きな空き地があり、一本だけ引込線が残っている。
広さはかなりあり、一部は携帯電話の電波塔や通路になっているが、電留線が何本もあったとの事。

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階段・警報機・遮断機付きの構内踏切が須坂方にあり、
横には、貨物ホームと思われる切れ込みやスペースも残っているが、撤去されている。
なお、貨物取り扱いは昭和48年(1973年)2月、手小荷物取り扱いは昭和58年(1983年)8月に
廃止されたとの事で、昭和58年頃まで有人駅だったのだろう。

駅舎隣接の1番線ホームは、近代化工事で嵩上げされており、
2・3番線ホームの屋代・松代方面は、古い客車ホームの部分が一部残っている。
東側の3番線は、レールが草や土砂に埋まり、現在は使われていない様子だ。

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屋代・松代方には、長野電鉄工務課の小さな保線詰所があり、
使われなくなった継電箱や部品が無造作に置かれて、ローカル線らしい良い雰囲気だ。
並びの倉庫には、除雪用具も見えるのが、雪国の鉄道らしい。
なお、2番線から分岐した側線は詰所の前を通って、3番線に入線するが、
空中の架線は詰所の前で終端になっている。

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(2・3番線ホーム端から、望遠で撮影。)

駅舎と駅前を見てみよう。
木造駅舎の外観は、先程の信濃川田駅とほぼ同じ規模とデザインで、
切り妻母屋・縦腰下板・白漆喰壁・瓦棒トタン屋根になっている。
この駅の駅舎外壁には、国鉄駅と同じ様な小さな木製ベンチが据え付けられている。

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グーグルマップの線路部分は、廃線の為に削除されています。
駅の所在地は正しいので、参考程度として下さい。

2016年1月13日再編集
2016年8月12日再編集(文体変更・文章追加・画像整理)

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category: 長野電鉄屋代線1日目 20話

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