hmdの鐵たびブログ ローカル線の旅

のんびりローカル線の鉄道旅を、写真を中心に「見る紀行文」で長期連載しています。

【7】SL列車とレトロ駅訪問の旅・・・大井川鐵道2010(7)SL急行かわね路号 家山駅から下泉駅へ。  


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【駅】※急行の為、赤字駅のみ停車。】【→トンネル 〓→鉄橋
家山1229=】【=】【=抜里=〓(本流)=川根温泉笹間渡=〓(支流)=】3本【=地名=
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



家山駅を12時29分に発車する。かなり多くの団体ツアー客が、下車した。
駅を出発すると、右手に大きな駿遠橋(すんえんばし)が見えて来る。
古くは、大井川が、東の「駿河(するが)」と西の「遠江(とおとうみ)」の国境だった事から、
名付けられた道路橋で、この橋をアンダーパスする。

橋を過ぎると、連続して2本のトンネルを通過して、大井川から離れる。
二本目のトンネルを抜けると、左右に大茶畑が広がる風景に中を真っ直ぐに走り、
左に大きくカーブをすると、抜里駅に差し掛かる。
この抜里付近は、沿線一の茶畑が見られる名所になっている。

IMGP3631.jpg
(抜里駅手前付近。柱の上に付いているプロペラは、茶木の霜よけである。)

列車はスピードを上げつつ、小さなホームの抜里駅を過ぎると、
築堤を上がって、長い汽笛を鳴らした後に・・・

IMGP1442.jpg

有名な大井川第一橋梁(長さ275m)を渡る。
千頭方の鉄橋上で、カーブしているのが特徴で、数人の撮り鉄がカメラを構えて居るのが見える。
この橋は、大井川鐵道沿線一のSL列車撮影地になっており、ポスター等でも良く紹介されている。

IMGP3632.jpg
IMGP1443.jpg
(大井川の上流方。この付近は、綺麗な汽笛の山彦が聞こえる。)

大井川鐵道最長の鉄橋でもあり、アウトカーブ側には、大きな温泉施設がある。
SL列車の通過時刻は、皆で見に来るので、下りSL列車は煙と汽笛が大サービスとなる。
なお、撮影がてらに温泉に立ち寄る人も多く、大人500円(タオル別)で入浴出来る。
川根温泉ふれあいの泉公式HP

鉄橋を渡ると、川根温泉笹間渡駅(かわねおんせんささまどえき)を通過。
昔、川側は茶畑だったそうだが、コテージがある宿泊施設になっている。
この駅は、下り千頭行きSL急行列車は通過するが、上り金谷行きSL急行列車は停車する。

IMGP1444.jpg
(川根温泉笹間渡駅手前。左にコテージが見える。)

川根温泉笹間渡駅先の踏切を通過する辺りから、20‰の登り急勾配が始まる為、
駅の手前から罐を盛んに焚いていて、助走状態になってる。
右に90度近い急カーブした後に、大井川支流の笹間川とその鉄橋を渡ると、
三つのトンネルを連続して通過する。
この付近が、大井川鐵道線で、最も山深い風情がある区間だ。

IMGP3635.jpg
(三連続のトンネルを通過する。この区間は、横揺れも大きい。)

三つ目の短いトンネルを過ぎると、切り通しの中の真っ直ぐな長い上り坂を力行する。
此処は、蒸気機関車の煙が期待出来る、「地名坂(じな-)」と言われる有名な撮影地だ。
しかし、乗車していると、車窓からは木々しか見えないのが残念である。

地名坂を登り切り、そのままの惰性で、地名駅を通過する。
駅の北側には、有名な日本一短いトンネルがあり、通過は一瞬である。
これは、普通の山トンネルでなく、以前、伐採した木材等を運ぶロープーウェイが交差しており、
接触事故防止の為、トンネル本体のみが平地に建てられたものだ。

IMGP9336_20160730151846069.jpg
(地名駅と防護トンネル。平成23年訪問時に撮影。)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【駅】※急行の為、赤字駅のみ停車。】【→トンネル 〓→鉄橋
地名==】【==塩郷==】【==〓(支流)=1248下泉
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



地名駅を過ぎて、地名トンネルを抜けると、大井川の最も広い河原の場所に出る。
後半の第一ハイライト区間になり、川に寄り添って、列車も大きく左にカーブし、
前方には、塩郷ダムと長い吊り橋が見えてくる。
また、川根温泉笹間渡駅から塩郷駅間の大井川は、「鵜山七曲」と言われ、
激しく蛇行している場所になっている。

IMGP1448.jpg
(車掌氏の案内放送もあり、人が吊り橋を渡っている場面が見られることもある。)
IMGP1450.jpg
(塩郷の大カーブから、鵜山七曲の大井川下流方を望む。)


(国土地理院国土電子Web・鵜山七曲付近。)

単式ホームがポツンとある塩郷駅と塩郷ダムの横を通ると、
再び、20‰の登り急勾配が始まり、荒地と木々の中を走って行く。

暫くすると、線路の左右に茶畑と集落が見えてくる。
この付近は、横郷と言い、大井川と茶畑が一緒に撮れる名撮影地になっている。
川沿いの土手の小さな茶畑が、良い感じになっていて、木立の向こうに大井川が流れている。

IMGP1451.jpg
(横郷付近の茶畑。平坦地は少なく、右手に横郷集落がある。)

この先の横郷トンネルに入り、支流の鉄橋を渡ると、次の停車駅の下泉駅に到着する。



にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ

非常に混んでいた為に撮影が難しく、昨春に訪問の写真を一部利用しています。

2015年11月21日再編集
2016年6月26日再編集(文体変更・文章追加・画像整理)
2017年3月14日再編集(画像調整)

© hmd All Rights Reserved.
記事や画像の転載、複製、商用利用等は固くお断り致します。

category: 大井川鐵道本線2010 全15話

thread: 鉄道旅行 - janre: 旅行

tb: --   cm: --